ダニの繁殖期はいつ?

ダニが繁殖する時期は、ダニ刺されの被害が増える6月~9月頃までの高温多湿の季節です。

梅雨時に痒みが出る、咳が出るなどの症状が現れるときは特にダニが多くなっているかアレルギーの症状が出ているのが分かります。

 

ダニそのものは一年中潜んでいて、居なくなるということはありません。

環境が活動しやすいか、活動しづらいかで被害の状況も変わっていきます。

 

今回は、ダニの繁殖の速度を主体に、原因・対策も一緒に見ていきたいと思います。

 

ダニの繁殖スピードはどのくらい?

まず、ダニ刺されの原因の代表、イエダニを例にしたいと思います。

ネズミを宿主にしている種類のダニですが、数が増えすぎるとネズミを離れて人を刺し、吸血します。

 

メスのダニの産卵数は生涯に100個ほど。

1日で卵は孵化して、2週間程度で成虫になります。

5月頃から発生し、6月ごろまでが繁殖シーズンで被害も多くなります。

 

同じく、ダニ刺されの被害をもたらすツメダニはイエダニと異なって吸血はしませんが、皮膚の表面を指すことで強いかゆみをもたらします。

 

チリダニとコナダニを食べるダニの天敵ですが、双方のダニが居ることでより繁殖の率が高まります。

 

メスのツメダニはおよそ26日、オスは22日程度で単為生殖では全てオスが生まれます。

梅雨から秋口にかけて繁殖するダニです。

 

繁殖期のダニはどのくらい増えるの?

繁殖期のダニは特に増えるのが早く、10週間で300の数と言われます。

単純に1週間で計算しても30倍の速度ですから、とてつもない速度なのが分かります。

数字にすると30匹が10週間後には1万匹になる計算です。

 

上記の通りダニは成虫になるまでの速度も早く、何も摂らなくても1ヶ月ほど生きられる強い生命力も持っています。

 

普通に水で洗濯をしただけではダニを落としたり退治したりすることは出来ないため、繁殖期のダニ対策は特に念入りに行いたいものです。

 

ダニの繁殖する条件・原因は?

ダニが繁殖する要因は

 

  • 温度と湿度
  • 餌になるもの
  • 快適な住処
  • 他の種類のダニ

 

が主な要因になります。

 

梅雨時の湿度と気温が特に快適に活動でき、繁殖にもつながるため一番ダニによる被害が出やすくなります。

湿度60%から活動が盛んになりますので、湿度計を用意して目安にすると良いでしょう。

 

ジメジメしている季節は人間の肌もバリア機能が低下しやすく、汗などによある肌トラブルに見舞われやすくなる時期ですから、弱り目のところにダニに刺されるのは不快なところに追い打ちをかけてしまいます。

 

人間のフケや垢、ホコリ、食べかすなど食べられるものが残っている状況になるとこれもまた増加の要因になります。

ダニが増える季節は、同時にカビも増えやすい条件のため、カビの対策も立てておくと良いでしょう。

 

布団、畳、ソファなど隠れやすく湿度、温度も快適なものにダニは喜んで入り込みます。

ぬいぐるみなども注意しなければなりません。

 

ツメダニはコナダニを餌にするため、ホコリが残っているような状態でコナダニが増えやすい状況はツメダニの発生も誘引します。

部屋の中のホコリを残さないように掃除をこまめに行いましょう。

 

繁殖期以外のダニはどうしているの?

 

夏場に繁殖して数が増えたあとは、脱皮殻、フン、寿命が尽きたダニの死骸などが多くなりますので、アレルゲンについては夏場以降も残ってしまいます。

 

また、冬場になるとダニの数は減るものの、布団やソファ、衣類など暖を取れる環境には潜んでいます。

布団など電気毛布を使うと快適な温度になりやすいため、冬場でも変わらずにダニに刺されることがあります。

 

アレルギーなど、気になる症状がある人は掃除機をかけたり、ダニ捕りシートを使うなど予防対策をしておくと安心です。

 

ダニを繁殖させないためにできること

家の中に潜むダニは数十種類にも上り、イエダニ、コナダニ、ツメダニと呼んでいても一括りにはできません。

 

  • こまめに掃除する
  • 定期的にコインランドリーなどで寝具を高温で洗濯する
  • 布団干しを行う
  • ダニ捕りマットや忌避剤の予防グッズを使う
  • ネズミを退治して家に入れない

 

など、簡単に出来る対策も複数あります。

 

日頃からこまめに掃除をしてホコリを取り除くのがアレルギー対策にも安心です。
ダニを集めてまとめて捕まえるダニ捕りシートや、ダニよけスプレー、殺虫剤などでの駆除、予防の方法も複数あります。

 

特に外から入ってくる上に繁殖力も高いネズミは、人間を刺し、吸血するイエダニを持ち込みますので、ネズミの気配があるときは忌避剤や罠を置く方法があります。

 

それぞれの環境で扱いやすい方法で対策を心がけましょう。