ふと愛犬を見てあげると、マダニがついている!?

なんだか最近痒そうでかわいそう。。。もしかしてダニのせい?

 

このページでは、マダニやダニ・ノミに寄生された際の症状や対策、予防策を紹介しています。

記事の内容が長くなっているので、目次部分から必要な項目に飛んで読んでいただけると幸いです。

 

 

犬に寄生するマダニっていったい何者!?

マダニの特徴

マダニは普段よく耳にする家にいるダニとは異なりサイズが大きく肉眼でも見ることができます。そして犬に寄生し吸血することでさらに体長が大きくなるのが特徴です。通常の体長3~4㎜ほどですが、吸血する何倍にも大きくなります。

また、犬に寄生するマダニにも種類があり、

「ツリガネチマダニ」「クリイロコイタマダニ」「キチマダニ」「フタトゲチマダニ」

 

これらの4種類のマダニが犬に寄生してきます。

 

マダニは一度寄生すると、何日も吸血し続ける厄介なやつです。ほかの動物の血も吸っていることがあり様々なウイルスや細菌を体内に持っていることがあり、病気の媒介をさせる虫でもあります。

発生時期は5~9月の間が多いですが、最近日本も温暖化のせいで温かくなっているので1年中活動しているので、普段から注意している必要があります。(コワイ)

 

 

マダニは犬のどこに寄生する?

マダニは犬の毛が少ない場所に寄生します。

”耳”、”胸”、”肛門付近”、”内股部分”、”鼻付近”などは特に要注意です。

 

毛が少ない種類のワンちゃんを飼っている場合は、どの部位も寄生される可能性があるので散歩に行って帰ってきたら細かく見てあげる必要があります。

 

 

マダニの生息場所

マダニが一番多く生息しているのは、草むらです。

草むらなんてどこにでもあるので厄介ですよね。。。

公園や山林など草むらがある場所を散歩させてあげる際は注意が必要です。

 

また、マダニは二酸化炭素や体温などを感知して近づいてきます。

なので、犬だけではなくて私たち人間にも寄生する可能性があるんです。(オソロシイ)

 

 

犬にマダニが寄生すると引き起こす症状

ここからは、マダニが犬に寄生した際にどんな症状を引き起こすのかを見ていきたいと思います。

 

貧血

マダニは吸血を行うため、貧血を引き起こします。1回の吸血で5mlもの血を吸うのでかなり厄介です。

一匹だけでなく、複数のマダニに吸血されることもあります。

 

アレルギー性皮膚炎

マダニの唾液が原因で起こるアレルギーです。

激しい痒みなどを引き起こします。痒くて掻きすぎてしまい皮膚炎など2次症状も引き起こします。

 

ダニ麻痺症

こちらもマダニの唾液が原因で起こる症状です。唾液に含まれる毒性物質のせいで神経障害といった症状が起きます。

 

 

マダニの寄生によって併発する症状

犬バベシア症

マダニを媒介として引き起こされる伝染病です。バベシアと呼ばれる虫がマダニの中に潜んでおり、吸血した際に犬の体内に入りこんで貧血や赤尿などの症状を引き起こします。

重症になると、嘔吐・下痢・発熱なども引き起こし命にもかかわってきます。

 

 

エールリヒア症

リケッチア種グラム陰性球状細菌が病原体となっている伝染病です。

8-20日間の潜伏期間後に、急性期には間欠熱・リンパ節腫脹・鼻からの出血・体重減少・重度の眼疾患・免疫介在性疾患・骨髄増生などの多くの症状が引き起こされます。

ワクチンがないため、現状ではマダニに刺されないようにするのが予防策です。

 

日本紅斑症

発熱・頭痛・発疹・倦怠感・関節痛など様々な症状を引き起こします。

犬は無症状ですが、人間がかかると上記の症状がおこります。

 

ライム病

病原体を持ったネズミや鳥をマダニが吸血することで、ボレリア菌をマダニが獲得。そのマダニが犬を刺すと発症する伝染病です。

発熱・筋肉痛・倦怠感などを引き起こす。4週間ほどたつと、皮膚症状・神経症状・不整脈などといった様々な症状を引き起こします。

人がマダニに刺された場合、人間にも同じ症状が起きます。

 

Q熱

犬の場合は特に症状は起きませんが、人間に感染してしまうと、インフルエンザに似た症状を引き起こします。

酷い場合は、疲労感や心筋炎などの症状も起こります。

犬から人間にうつる可能性もあるので注意が必要です。

 

 

 

犬にマダニが寄生していた時の対処法

 

自分でなんとかしようとしない

犬にマダニがついているのを発見しても焦らないでください。焦ってマダニを取ろうとすると逆に危険です。

マダニは、吸血する際にしっかりと噛みついていて簡単には引き剥がすことができません。無理に取ろうとするとマダニが潰れてしまったり、口先が皮膚内に残ってしまい犬が化膿してしまいます。

 

 

駆除薬や専用のピンセットを使って取るという方法もありますが、失敗してしまったらワンちゃんが痛い思いをするだけです。

なので、

マダニに寄生されているのを見つけても自分は手を触れないようにしましょう。

 

 

 

獣医さんに診てもらう

マダニに寄生されているのを見つけたらできるだけ早く獣医さんに診てもらうようにしましょう。獣医さんなら正しい処置をしてくれるので、被害を最小限に抑えてくれます。

いつも通っている動物病院があればそこに相談してみましょう。

 

もしも、何かの自分ですでにマダニを取ってしまった場合はマダニの体も一緒に動物病院に持って行くようにしましょう。

マダニが持っている病気などを特定できるので症状の対策をすることができます。

 

 

 

人間がマダニに刺されたら?

マダニは人間も刺すので一応記載しておきますね。

人間の場合も犬と同様、病院で診てもらうのがベストです。自分で取るのはやめましょう。

受診するのは皮膚科で大丈夫です。

 

 

 

マダニに寄生されないためにできる対策

マダニが生息する草むらに近づかない

できるだけ草むらには近いづかないようにするのがベストです。ただ、散歩もしてあげる必要があるので100%近づかないようにするのは難しい場合もあるでしょう。

そういった場合は、近くの草むらにマダニがいるかどうかを調べてみるのがおすすめです。市町村によってはマダニが生息しているかどうかをHPで掲載しているところもあるのでチェックされてみてください。

 

 

薬をつけてあげる

マダニに効果的な薬を使ってあげることでマダニを予防することができます。

スポイトタイプの薬や食べるタイプの薬など種類は様々です。Amazonなどの通販サイトでも購入することが可能ですが、初めて使用される場合は一度動物病院で相談されてみることおすすめします。

 

ブラッシングを定期的にしてあげる

マダニはサイズが大きいのでブラッシングをしてあげればたいがい気づくことができます。

散歩に行ってきたあとは必ずブラッシングをしてあげると、マダニの寄生を予防することができます。

 

 

人間もマダニには注意!

散々書いていますが、マダニは犬だけではなく人間にも寄生して大きな害をもたらします。(コワイ)

特に気を付けなければいけないのが、SFTSと呼ばれる病気です。(正規名称:重症熱性血小板減少症候群)

これにかかってしまうと、発熱・嘔吐・血尿・食欲低下・意識障害・失語などの神経商用・リンパ節膨脹などの様々な症状を引き起こします。

致死率も6.3%~30%と高く危険な病気です。マダニに刺されないためには長袖・長ズボンを着用する。草むらに近づかないなどといった対策ができます。

参照;国立感染症研究所

 

 

 

犬がダニやノミに寄生されると引き起こす症状

ここまでは、マダニのみにスポットを当ててきましたが、ここからは家にいても寄生されてしまうダニやノミについての情報を紹介していきたいと思います。

 

ヒゼンダニ

ヒゼンダニは、犬の皮膚に穴を掘り住み着く厄介なダニです。皮膚の中で繁殖を繰り返し数を増やしていきます。

激しい痒みを引き起こします。もし犬が痒そうなそぶりをしているならすぐに病院に連れていきましょう。

放置したままで置くと皮膚がぼろぼろになってしまい最悪の場合死に至ることもあります。

 

ちなみに、ヒゼンダニは人間にも寄生して痒みをもたらします。

犬に寄生しているのが発覚したら徹底的に清掃してダニを退治する必要があります。

 

 

ニキビダニ

ニキビダニは、健康状態の犬であれば何ら問題はないダニです。ただ、犬が病気などにかかり免疫が弱まるとここぞとばかりに繁殖しかゆみや脱毛などの症状を引き起こします。

 

 

ノミ

ノミもマダニと同じように吸血する性質があります。ただ、サイズは1~2mmとマダニよりは小さい虫です。

ですが、油断はできません。多数のノミに寄生されてしまうと貧血やアレルギー反応などの症状を引き起こしてします。

 

ノミに寄生されてしまったら、駆除薬を使うと退治することができます。ただ症状がノミによるものと判断できない場合は一度動物病院に足を運んで症状を診断してもらいましょう。

 

 

犬からダニやノミを守る方法【予防策】

清潔さを保つ

犬が暮らす場所を清潔に保ってあげることでダニやノミの寄生を予防することができます。

そのためには、

 

  • 掃除
  • 換気
  • 洗濯

 

これらのことを定期的に行ってあげるようにしましょう。特に犬がよくいる場所にある布団などは良く洗ってあげるようにしましょう。

ダニを駆除する方法として、ダニ捕りシートを置いておくという手も効果的です。

 

ダニ捕りシートは、ダニを引き寄せて取ってくれるゴキブリホイホイ見たいなもので犬にも害はないので安心して使うことができます。

 

 

 

シャンプーをしてあげる

シャンプーをしてあげることで、ワンちゃんについているフケなどの汚れを落としダニやノミの予防が期待できます。また、手で触れて見てあげることでダニの寄生を早期発見することができます。

 

シャンプーは月に1~2回をめどにしてあげるようにしましょう。

シャンプーをしすぎてしまうと、皮脂を落としてしまい皮膚トラブルの原因となってしまうのでその点はご注意を。

 

 

ブラッシングをしてあげる

ブラッシングをしてあげることでワンちゃんの体を清潔に保つことができます。

シャンプーと同様、定期的にブラッシングをしてあげることでダニやノミの早期発見にもつながるので率先してブラッシングをしてあげましょう。

 

 

予防薬を使う

マダニの時と同様に、事前に薬を使ってあげることでダニやノミの寄生を防ぐことができます。

ダニを殺すことができる薬などもあるようなので、動物病院に相談して検討されてみてください。

 

 

 

以上が、愛犬をマダニやダニ・ノミから守るための方法となります。

自分で診てあげることも大切ですが、定期的に動物病院にいき診断を受けることで早期発見することができますので、面倒くさがらずに病院に足を運ばれることをおすすめします。