ネズミはダニを繁殖させるって本当?

 

私達にとって比較的なじみの深い生き物のネズミですが、色々と恐れられるのは様々な病気を媒介してしまうことです。

ネズミは短時間でも一気に数が増えるので、その分ネズミの体につく厄介者が増える率も高まります。

 

ネズミが家の中に入り込むことはダニが家に増える原因になり、更にダニによる生活上のトラブルに見舞われるリスクも上げてしまうことになるのです。

 

ネズミにはどんなダニが寄生している?

ネズミは寄生虫の宿主としても厄介なのですが、もっとも身近なものはダニを媒介します。
特にダニでは「イエダニ」を媒介することが知られています。

 

イエダニは普段はネズミの巣に生息し、ネズミの血を吸います。
その数が増えた場合や宿主のネズミが死んだ時にネズミの体を離れて、人を刺し吸血することがあります。

 

これが痒みを引き起こして眠れない、時には病気にもつながることもあります。

 

イエダニは日本国内のどこにでも生息していて、高温多湿になりやすい梅雨時から初秋の頃に特に被害が増えやすくなります。

 

ネズミがもたらすダニの被害

アトピー性皮膚炎

痒みとざらついて盛り上がった湿疹の症状を、収まったり、悪化したりを繰り返します。
アレルギー体質の人、皮膚の表面のバリア機能が弱い人に多く、症状が治らない慢性症状が特徴です。

 

家族にアレルギー体質、喘息を持っている人が居ると引き起こしやすい場合もあります。
アトピーの強い痒みが出る症状で、かきむしってしまうのも肌の機能を弱めてしまいます。

 

誤ったスキンケアによっても肌のバリア機能は損なわれるため、しっかり手入れをしているという人は少し手入れの種類と肌に触れる時間を減らすようにしましょう。

 

アレルギー性鼻炎

絶え間ない鼻の痒み、くしゃみ、鼻水、鼻の内側が腫れてしまうことで起こる鼻づまりが主な症状です。

 

特定の季節に症状がでて一時的なもので収まる場合は花粉が原因のもの。
季節を問わず引き起こされる通年性のアレルギー性鼻炎の原因は、ハウスダストで、特にダニが多くなります。

 

鼻の粘膜にアレルギーの原因物質がつくと、鼻の内側の組織が科学物質を出して、鼻炎の辛い症状を引き起こします。

アレルギー性結膜炎

 

鼻炎と同様に、特定の季節だけ症状が出る花粉症の場合と、一年中に同じ症状が出る場合があります。

 

目の痒みと充血、腫れなどが鼻炎と一緒に起きる場合もあります。
ダニ、ハウスダスト、ペット、カビなどが原因で引き起こされます。

 

目薬などで治療します。

刺咬吸血

様々な虫に刺されることによって引き起こされる症状で、主に虫刺症(ちゅうししょう)と呼ばれます。

 

何に刺されるかによって呼び方も変わりますが、痒み、腫れ、アレルギー症状など様々な症状が現れます。

 

今回はダニについて記述をします。

 

家庭内では主にイエダニが原因になります。

 

胴体、太ももの内側など皮膚の柔らかい場所が刺されやすく、強いかゆみを持った赤いブツブツが現れます。

 

ネズミにつくのと別に、屋外に多いマダニ刺されによる症状は、ライム病、日本紅斑熱などの病原菌による感染症を媒介することもあります。

異変を感じた時にはすぐに病院に行くようにしましょう。

 

マダニは刺してからしばらく吸血のために体にくっついた状態になり、ガッチリと離れないようになっています。

無理に取ろうとすると口が体に残り、こちらがトラブルのもとになることもあります。

 

目いっぱいに吸血すると自然とダニは落ちますが、病院に行って処置をしてもらうのが確実です。

ツツガムシ病

 

ネズミに寄生するダニによる被害で厄介な病気は、ツツガムシ病です。

 

主にアカツツガムシ、タテツツガムシ、フトゲツツガムシなどリケッチアを持った有毒ダニが媒介します。

 

ツツガムシの種類によって、夏場から初冬と発生の時期も異なります。

 

刺されたのみ場合は無自覚な場合が多いのですが、病気が発症すると、発熱と発疹、目立つ刺し口が見られます。

 

脇の下、腕の内側、ももの内側、頭皮などで、見つかりやすくなっています。

 

症状はインフルエンザに似ていて、5日~14日ほどの潜伏期間があります。

 

だるさ、食欲不振と強い頭痛、38度~40度の高熱が現れ、2日目頃から体幹部を中心にして全身に紅斑と丘状の発疹が現れます。

 

治療が遅れると死亡する場合もあり、まず症状が現れた時にはすぐに病院に行って処置を受けるようにするのが大切です。

 

草地に入って作業をすることが多い人は特に注意が必要です。

 

ネズミの退治方法

超音波・電磁波で追い出す

ネズミが嫌う波長の音や電磁波を出す機器を設置してネズミを遠ざける方法です。
大手の通販ショップでも購入でき、コンセントの電源で稼動します。
一つの商品を長く使うことが出来、薬品や罠のように再使用が要らないところがメリットです。

 

薬品などを使わないためペットや小さいお子さんが居る家庭でも安心して使えます。
様々な波長を出してネズミが慣れないようにしますが、駆除するものではなく遠ざけるだけのものなのは念頭に置きましょう。

 

複数の方法を用いることで更に効果を上げるなど、併用もしやすくなっています。

ネズミ捕りを置く

 

徹底して家の中のネズミを駆除するには、ネズミ取りの道具を置くのが一番です。

 

・粘着マット
・ネズミホイホイ
・かご型罠

 

など、簡単な四角いマットから、ゴキブリホイホイを大きくしたようなハウス型、丈夫な作りで長く使えるかご型の罠があります。

 

特に薬品なども要らず、ネズミが食べそうなものを設置したりするだけでよく、成果の確認もしやすくなります。
マットや罠にペットやお子さんが手を触れないようにする配慮は必要ですが、根本的に退治するためなら一番お手軽な方法です。

 

実際にねずみを駆除するダイレクトな方法ですが、ネズミの死骸を直接処分する必要もありますので苦手な人には辛い作業になるのがデメリットです。

 

ネズミの餌をなくす

 

ネズミは人が食べるものはほとんど食べてしまいます。
家の中に手軽に取れる食料があると当然、ネズミも楽に取れる方法を選びます。

 

お菓子などの食べこぼしの放置、食品の残り物を食卓に置きっぱなし、三角コーナーに入れっぱなしの状態が続くのはネズミを呼び込む原因になります。

 

食べ物を含めてゴミが残るのは、ネズミの体につくイエダニだけでなく、他の種類のダニの温床にもなります。

 

食べ物を目に付きやすいところに置きっぱなしにせず、ホコリを丁寧に取り除くことでネズミが近寄らず、ダニの増殖を抑えることにつながります。

 

ネズミの嫌な臭いのするものを置く

 

動物の忌避剤を置くのも、有効な方法です。

 

ネズミはもちろんのこと、各動物に対応したものがあり、揮発性の物質で寄せ付けないタイプのものは食べると大変な殺鼠剤を置くのが気になる場合でも使えます。

 

缶詰め、スプレーなど形態も豊富で、自身の生活に合った形態のものを選んで使えます。

 

ネズミ取り、殺鼠剤のように直接ネズミを退治することには繋がりませんが、寄せ付けないことで家の中でネズミを目にする機会は減らせるでしょう。

 

ネズミの死骸に遭遇することもありませんので、死体を見たり処理したりするのを避けたい人におすすめです。

 

効果が働く範囲がありますので、定期的に薬の配置のし直し、必要な数など効果を得るために押さえておきたいポイントはありますが、動物にも人にも害を及ぼしにくいのが良いところです。

 

ダニの退治方法

ダニ捕りシートを使う

 

ペットや小さいお子さんやお年寄り、薬品に弱い方が居る家庭で殺虫剤の使用が気になる場合は安全性も高く置くだけで簡単に使うことが出来る利便性も魅力です。

 

処分の方法も燃えるゴミとして出すだけでOKです。

 

効果はほとんどの商品が3ヶ月を目安にしているので、ダニの発生しやすい季節にのみ一括して購入するのも、ダニアレルギー対策に通年で購入しても良いでしょう。

高熱で洗濯・スチームアイロンをかける

 

ダニは体は小さいのですが、非常に丈夫な生き物です。

 

洗濯によってダニの退治を考えた時には、コインランドリーで素早く60度以上の高温の状態を作り出せて、60分以上キープしてしっかり洗い上げと乾燥を行うのがおすすめです。

ダニの死滅とハウスダストの徹底的な除去を考えた時に確実な方法になります。

 

家庭用の乾燥機能付きの洗濯機は出力が弱いため、少ない量の洗濯物しか扱えない点に注意が必要です。

 

量が少ない小さなものであれば、スチームアイロンを使う方が効率的にダニを退治するための温度を簡単に作り出せて時間も短く済みます。

アイロンをかける衣料と、アイロンの間に当布をすると布を焦がさない対策にもなります。

 

高温の蒸気を当てることで消臭の効果もありますので、ダニ退治だけでなく洗濯物の仕上がりをさっぱり快適な状態に出来る部分でも一石二鳥です。

 

まとめ

 

今回はネズミが繁殖させることと、その影響について記載してきました。

 

・ネズミは主にイエダニの宿主

・ダニによって引き起こされる害

・ネズミを駆除する方法

・ダニを駆除する方法

 

これらの上記の項目についてまとめてみました。

 

ダニの予防をしたいと考えている方、すでにダニ刺されやアレルギーに悩まされている方もいらっしゃると思います。

特にアレルギーの人は丁寧にホコリを取り除き、ハウスダストを減らすようにしましょう。

 

イエダニが居ると、他の種類のダニが住み着くのでハウスダストの除去は特に大切です。

対策の方法は一つではありませんので、自分に合った方法を選ぶといいですね。

 

ダニ刺されも、症状が辛い場合は病院に行って処置を受けるようにしてくださいね。

ネズミもダニも簡単に数が増える生き物ですから、根元から退治するには時間と根気が必要です。

すぐに諦めずに粘り強く対策を続けて行きましょう!